うずらちゃんのたからもの の対象年齢は?あらすじや感想、子供に読んだ時の反応も紹介!【絵本】

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うずらちゃんのたからもの 作品紹介と感想。実際に読んだ2歳児の反応は?【えほん】

今回は『うずらちゃんのたからもの』をご紹介します!

同じシリーズで『うずらちゃんのかくれんぼ』という絵本があり、そちらの方がピンとくる人もいるかもしれません。
この『うずらちゃんのたからもの』は、かくれんぼに出てきたうずらちゃんがお母さんのために素敵な宝物を探すお話です。
一生懸命宝物を探す姿に子供は真似をしたくなり、大人は応援したくなりますよ!

この記事では絵本のあらすじや作品紹介のほかに、対象年齢・私が娘(当時2歳5ヶ月)に読み聞かせた時のことも紹介します。
ぜひ絵本選びの参考にしてみてください

うずらちゃんのたからもの 作品紹介とあらすじ

作品紹介

タイトル:うずらちゃんのたからもの
作者:きもと ももこ
初版:2013年10月5日
出版:福音館書店

公式ホームページを確認したところ、対象年齢は2歳頃~。

作者のきもとさんは武蔵野美術大学の視覚伝達デザイン学科を卒業された方だそうです。
パッと目を惹く独特で綺麗なイラストは、大学で学ばれたからこそなんですね!
この絵本のほかに、『うずらちゃんのかくれんぼ』『かえるくんのおさんぽ』等も描かれています。

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あらすじ

うずらちゃんはお母さんへの誕生日プレゼントに、キラキラして綺麗なたからものをあげることにしました。

仲良しのひよこちゃんと一緒に宝物探しへ出発しますが、なかなか見つけることができません。

そのうち暗くなり、しょんぼりしながら帰ろうとしたうずらちゃん。

うっかり転んでしまい、たどり着いた先には…。

2歳半の娘が うずらちゃんのたからもの を読んだ時の反応

最初は読んでいる途中から話を聞かずにページをめくっていました。
この前に『うずらちゃんのかくれんぼ』を読んでいて、うずらちゃんが大好きだった娘。
同じキャラクターが出てくるなら絶対ハマると思っていたので、まだ早かったかなーと思ってしまいました。
でも、うずらちゃんの真似やこんなものがあると話してくれていたので、初めからイラストにはとても興味を持っていたようです。
その後も絵を見たかったのか、「この絵本読んで!」と私のところへ持ってきました。

しばらくはページをめくられるのを覚悟で絵本を読んでいましたが、何度か続けているうちにお話を全部聞くように。
うずらちゃんのお母さんが「大好きよ。」と伝えるページではギューッと抱き着いてくれるので、私が少し強調して読むようになりました。笑

ちなみに…この絵本を読んだ後は、娘が家の中で宝探しをしたがるので、小さめのぬいぐるみを隠して一緒に探す遊びをしています。
結構盛り上がるのでおすすめですよ!

うずらちゃんのたからもの を読んでみて思ったこと(感想)

絵本の中であちこち宝物を探し回るうずらちゃんの姿に心を打たれました!
ああでもないこうでもないとその人のことを想って悩むのって、大人もプレゼントを選ぶときにあると思います。
でも、小さい子が考えるプレゼントって、大人と違ってかなり限られたものですよね。
自分の作ったものや自分で探したもの…描いた絵や道端に咲いているお花をあげるのが多いのではないでしょうか。
そんな小さい子の姿を見事にうずらちゃんに落とし込んでいるので、探している姿に応援したくなります!

また、最後の方に出てくるうずらちゃんのお母さん。
うずらちゃんの喜ぶ姿を見て、「ありがとう。大好きよ。」と伝える光景にジーンときました。
多分お母さんは何をもらっても嬉しかったんですよね。
それ以上にうずらちゃんの頑張りや喜ぶ姿がプレゼントになっていたのかなと思いました。
控えめにいってこの親子の存在が尊くて泣きそうです…。

正直この絵本は前作の『うずらちゃんのかくれんぼ』に比べて圧倒的に内容が濃いです。
長いお話を読み慣れていないと、我が家のように途中でページをめくってしまう子もいるのではないかと思います。
でもそこで「まだ早かった…」と言って、絵本を奥に眠らせてしまうのはもったいないと思える内容でした!
時期を変えて読むのもいいですが、絵本の真似して遊んでみるのも手ですよ!

子供の好奇心や冒険心はもちろん、親子愛や絆を感じさせてくれる一冊なので、ぜひ読んでみてくださいね!

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↓『うずらちゃんのたからもの』以外のきもとももこさんの絵本の感想も書いています。↓

https://ehon-ippo.tokyo/2021/03/01/uzurachannokakurenbo/

お読みいただきありがとうございました!

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