ピーのおはなし は子供の勇気を引き出すお話!絵本の内容と2歳半の娘と読んだ感想も!【絵本】

今回は絵がとても綺麗で私が大好きなきもとももこさんの『ピーのおはなし』をご紹介いたします!
この絵本は、作品中でピーが冒険を通して成長する姿と、家族の愛を感じられる素敵なお話ですよ!
子供がなじみ深いワンちゃんのお話なので、絵本の表紙を見るだけで気になる子もいるはず。
作品のあらすじや実際に娘に読んだ時の反応も書きますので、ぜひ参考にしてください
ピーのおはなし 作品紹介とあらすじ
作品情報
タイトル:ピーのおはなし
作者:きもと ももこ
初版:2008年5月25日
出版:福音館書店
この絵本の対象年齢は3歳頃~。
きもとさんの作品はこのほかに『うずらちゃんのかくれんぼ』や『うずらちゃんのたからもの』等があります。
『ピーのおはなし』はうずらちゃんシリーズと比べて対象年齢は一つ上ですが、可愛いワンちゃんのお話なので小さい子でも惹かれる絵本だと思いますよ!
あらすじ
ピーのお母さんのお腹には、もうすぐ生まれる赤ちゃんがいます。
ある日、お母さんが苦しそうにしているのを見て、大好きなイチゴを取りに行くことにしました。
ピーは魚や小鳥に助けてもらいながら、無事イチゴを持って帰ることができるのでしょうか?
そして、家に帰ったピーを待っていたものは…
ピーのおはなし を読んだ2歳半の娘の反応
はじめて絵本を見つけた時、対象年齢のことに気付かずにいました。
内容を読んでみると娘はちょっとポカン気味…。
それでも絵やざっくりと冒険しているお話だったので何回か読んでいると、
これはピー?
と赤ちゃんを指さして聞いてきました。
これはピーの弟か妹だね。赤ちゃんだから小さいね。
と話すと、
「赤ちゃん可愛いね。小さいね。」(ニコニコ)
可愛すぎか。(←ただの親バカ)
お話的の内容はまだ深く理解できていなかったようですが、くすぐられる冒険心とピーの可愛さが気に入ったようです。
また、最近はちょっと踏みとどまってしまった時に「ピーみたいに、えいってやってみよう!」と言うと頑張ってみる姿勢を見せてくれるようになりました。
(たいていは「えいっ」というだけですが、その姿勢だけでも嬉しいものです…!)
ピーのおはなし 感想と豆情報
この本を見た時、犬種をあまり知らない私でも見たことあると思いました。
それで絵本の最後を見たところ、ピーはきもとさんが飼っているボストンテリアがモデルだそう!
素人目からすればそのまま絵本の中に入ってしまったと思うくらい似て描かれているんです。
その時点できもとさんのピーちゃんへの愛を感じますよね。
お話自体も、お母さんのためにイチゴを取ってくるというお母さん思いな姿や、勇気を出して飛び越えるという心の成長が描かれています。
対象年齢が3歳頃と書かれているのは、ピーの行動がうずらちゃんたちに比べてお兄さんお姉さんだからなんでしょうね。
そういった勇気を出す行動を絵本を通して見て心意気だけでも真似るのは、少しでも子供の心の可能性を広げられたかな?と思えました。
1歳2歳くらいでストーリーはまだ早いかも…と感じても、初めは絵を眺めるだけにしたり、「何してるかなーこうしてるかなー」と話してあげるだけでも興味を引けるかな?と思いますよ!
ちなみに『ピーのおはなし』には『うずらちゃんのかくれんぼ』等に出てくるうずらちゃんやひよこちゃん、『かえるくんのおさんぽ』に出てくるかえるくんもひっそりと登場しています!
お子さんと一緒に探して盛り上がるのも面白いですよ♪
うちの子は見つけた時に大興奮でした。笑
ぜひうずらちゃんたちを見つけながら、ピーと一緒に冒険してみてくださいね!
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価格:990円 |
↓『ピーのおはなし』以外のきもとももこさんの絵本の感想も書いています。↓
お読みいただきありがとうございました!