【ねずみくんのクリスマス】しかけ付き絵本!あらすじや対象年齢、感想を紹介!【絵本】

『ねずみくんの絵本』シリーズをご存じですか?
『ねずみくんの絵本』シリーズは、大人気絵本『ねずみくんのチョッキ』をはじめとした絵本のシリーズです。
もしかしたら『ねずみくんのチョッキ』は読んだことがある!という人も多いかもしれません。
主人公のねずみくんと友達の動物たちのやり取りや表情が楽しいシリーズで、我が家の子どもも大好きです!
今回は、そんな大人気の『ねずみくんの絵本』シリーズの中からクリスマスをテーマにした絵本、『ねずみくんのクリスマス』をご紹介します。
作品のあらすじや情報の他、読み聞かせの感想も紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!
『ねずみくんのクリスマス』作品情報
タイトル:ねずみくんのクリスマス
作:なかえ よしを
絵:上野 紀子
初版:2013年10月
出版:ポプラ社
対象年齢:3歳~
著者のなかえさん・上野さんはこの作品以外にも『おくちはどーこ』や『いたずらララちゃん』等も手掛けています。
特に『いたずらララちゃん』は、第10回絵本にっぽん賞を受賞されているそうですよ!
『ねずみくんのクリスマス』あらすじ
ねずみくんは、クリスマスの準備のためクリスマスツリーの飾りつけ。
ついに飾り付けが完成!
喜んでいるねずみくんでしたが、横からあひるくんがねずみくんのツリーを指差して小さいと言って笑うんです。
あひるくんの方を見ると、そこにはねずみくんのツリーよりも大きなクリスマスツリーがありました。
続いてぶたくんたちも、負けじと自分の大きなツリーを自慢します。
すると、今度はねみちゃんがとても小さなクリスマスツリーを持ってやってきました。
ねずみくん以外のみんなは、小さなツリーを見て大笑い。
でもねみちゃんは、笑われている事を全く気にせず、にっこりしながら自宅へみんなを招きます。
ねみちゃんのおうちに着いたみんなはビックリ!
そこには、どのクリスマスツリーよりも素敵なものがあったのです…。
『ねずみくんのクリスマス』は、子どもが大好きなクリスマスのお話です!
最後には素敵な”驚き”も待っていますよ♪
『ねずみくんのクリスマス』はシリーズもの?
『ねずみくんのクリスマス』は、『ねずみくんのチョッキ』をはじめとした『ねずみくんの絵本』シリーズの19作目にあたります。
シリーズの代表作『ねずみくんのチョッキ』とは、1974年に発売されてから大人気の絵本です。
もしかしたら「『ねずみくんのチョッキ』なら読んだことがある!」という人も多いかもしれませんね。
実はこのシリーズ、たくさんのお話が出ているんですよ。
今回紹介している『ねずみくんのクリスマス』のように季節の行事をテーマにしたもの以外に、『ねずみくんのチョッキ』のような日常を切り取ったもの、ピクニックや誕生日など楽しいイベントをテーマにしたものもあります!
どの絵本も2歳頃〜が対象年齢のため、シリーズ全体を楽しむのもおもしろいですね!
実際に読み聞かせした感想
『ねずみくんのクリスマス』は、3歳になったクリスマスで特に読んだ絵本でした。
「みんなの笑い方がおもしろい!」と言っては読み返し、「みんなの顔がおもしろい!」と言っては読み返し…。
最終的に、動物たちが持ってきたツリーの大きさに合わせて、声をだんだん大きくして自分で読んでいたほどです。
また、動物たちの笑い方がツボだったらしく、自分も真似しては笑い転げていました。笑
私の目線で読んでみると、”見た目の大きさよりも、中身の大きさの大事さ”を教えてくれる内容になっていて、大人が読んでも奥深い作品でした。
あんなにねみちゃんのツリーを小さいと笑っていたのに、一瞬にして動物たちの顔色が変わってしまいます。
ねみちゃんは”みんなで”クリスマスをするつもりだったんです。
そんな優しい心に触れちゃったら、自慢していた自分たちを顧みて顔色も変わっちゃいますよね。
最後に用意された”驚き”は、みんなからの優しさのようで心温まるお話でした!
『ねずみくんのチョッキ』シリーズは、ねずみくんと動物達との簡単な会話でストーリーが進んでいく作品です。
今回の『ねずみくんのクリスマス』も、他シリーズ同様わかりやすいやり取りで進むので、3歳前のお子さんでも楽しめる絵本になっていますよ。
大きい・小さいの比較をわかりやすく教えられる内容にもなっているので、小さいお子さんへの読み聞かせにぴったりです♪
(ただし、ボードブックではないので、ビリビリにされないように注意してくださいね!我が家は0歳から読み聞かせしていますが、管理が甘いせいでもうすでに絵本が満身創痍です。笑)
おわりに
今回は『ねずみくんの絵本』シリーズの中から楽しいクリスマスをテーマにした絵本、『ねずみくんのクリスマス』をご紹介しました!
子どもも真似しやすいやり取りあり、楽しい仕掛けあり、心温まる展開ありの素敵な絵本になっていますので、ぜひクリスマスはもちろん普段の読み聞かせの一冊にしてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
◎他の記事はこちら◎