【はらぺこあおむし】興味がなかった子がハマったきっかけは…あらすじや対象年齢も紹介!【絵本】
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こんにちは!2歳の娘のお母さん、hanaです!
暑くなってきてアイスクリームが食べたい季節になってきましたね!
先日暑すぎてバナナシェイクを作ったら娘に好評だったのですが、気に入りすぎて毎日要求してくるようになりました…。
お腹壊すよー!と日を改めてもらってます。笑
さて、今回は大人気絵本『はらぺこあおむし』を紹介しますよ!
先日著者のエリック・カールさんが亡くなったのもあり、ニュースやネットで見たという人も多いかもしれませんね。
おもちゃや表紙からして色彩豊かな絵本なので、早くから読み聞かせをしているご家庭も多いようです。
しかし、「0歳から読み聞かせてお気に入りの一冊!」という声が多い一方、「全然ハマらない…」という声もあるんですよね。
うちも0歳から読んでるけど、全く興味がなさそう…。子どもによって興味の差が大きい絵本なのかな…。
と思っている人もいるのではないでしょうか。
大丈夫!
我が家でも0歳から読み聞かせてきた絵本なのですが、実際にハマり始めた時期は最近だったんです。笑
そんなわけで今回は、
『はらぺこあおむし』のあらすじや対象年齢は?実際に何歳から楽しめた?子どもの反応や感想が知りたい!
という人はもちろん、
うちはまだハマってないけど…どうしたら読むようになるの?
という人へ、我が家の娘がハマり始めたきっかけもお話します!
もしハマらずに絵本棚で眠っているというご家庭があれば、参考になれば嬉しいです。
よければ最後までお付き合いくださいね!
『はらぺこあおむし』作品情報
タイトル:はらぺこあおむし(The Very Hungry Caterpillar)
作者:エリック=カール
訳:もり ひさし
初版:1976年5月
出版:偕成社
『はらぺこあおむし』は39か国で翻訳されていて、総出版部数は5,500万部以上だそうです!
世界中で愛されている絵本なんですね!
また、2021年5月に亡くなったエリック・カールさんですが、『くまさんくまさんなにみてるの?』(Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?)等を手掛けていました。
どの絵本も鮮やかな色合いの色紙を切って貼った作風が印象的ですね。
『はらぺこあおむし』あらすじ
月が綺麗な夜、ちっちゃなたまごが葉の上にありました。
次の日にあると、たまごからあおむしが生まれます。
お腹がペコペコなあおむしは、月曜日から金曜日まで色々な果物を食べますが、なかなかお腹が膨れません。
そして土曜日を迎え、あおむしが食べたものは…
あなたが好きな食べ物もあるかな?
色鮮やかな世界に登場する果物と食べ物。
食べ物にはすべて穴が開いていて、実際に食べたようなユニークなつくりになっています。
曜日や数にも触れられるのも、楽しいポイントですよ!
『はらぺこあおむし』は何歳から?対象年齢を聞いて驚き!
赤ちゃん向けのおもちゃの多さや、0歳から読み聞かせをしている人が多い『はらぺこあおむし』。
もしかしたら0歳~2歳くらいからが対象だと思っている人もいるかもしれません。
でも実は『はらぺこあおむし』の対象年齢は4歳からなんです!
私もてっきり2歳頃からだと思っていたので、驚きでした!
とはいえ、絵本の対象年齢はあくまで目安です。
聞き手も読み手も楽しめれば早いも遅いも関係ないので、ご安心くださいね!
絵本購入から興味を持つまでの経緯
全くハマらない0歳~絵を見るだけの1歳期
娘が0歳の時に、保育士をやっている友人に「この絵本おもしろいよ!」と紹介されたのが『はらぺこあおむし』を知るきっかけでした。
赤ちゃん用のおもちゃの展開が広く、布絵本も出ていたので、楽しめそうかなー?と思って絵本を購入しました。
実際に私自身が読んでみると、絵も綺麗で色鮮やか!
話の内容も面白かったので、これは子どももハマるかも!と思いました。
しかし、実際読み聞かせてみると見事にきょとん顔。笑
そりゃ生後3ヶ月頃の娘にストーリーの理解があるわけないんですよね…。
当時精神的に辛かったのもあり、簡単に心が折れた私は絵本棚に仕舞ってしまうのでした。
その後つかまり立ちができるようになると絵本を引っ張り出すようになり、何度か出してくることもあったのですが、何ページか見ると次の絵本を出していたので読むに至らず…。
唯一興味が湧いたような雰囲気だったのは、果物に穴が開いているページくらいでした。
穴に指突っ込んで楽しむ…という興味でしたが…。笑
1歳になる頃には「読んでほしい」と持ってくるも途中で読むのをやめてしまうので、基本的に眺めるだけの絵本になっていました。
歌で乗り切る2歳前半
2歳になると途中放棄はなくなるも、ページを途中でめくるので相変わらず話にはそこまで興味ない様子。
まだそこまで興味なさそう…と思い毎回読み方を模索している中、『はらぺこあおむし』の歌を思い出します。
娘は元々歌が好きだし、これなら反応も良くストーリーを理解できるかも!
と、ひらめいたので、そのタイミングから一生懸命覚えました。笑
最初は突然絵本を読みながら歌い出した私に混乱していた娘でしたが、何度か繰り返すうちにストーリーを聴くように!
最後のちょうちょが出てくるページでは、絵本をパタパタさせて飛んでいるようにしていました。
とはいえ、歌は聞けど普通に読むと途中捲りをされるのは変わらず…。
相変わらず穴に指を突っ込んで遊びながらサクサクとページを捲っていました。
しっかりと興味を持った2歳6ヶ月
娘が2歳半頃になると、図書館や”こどものとも年少版”で新しく出合う絵本に惹かれるようになっていたため、しばらく読む機会が減っていました。
それでも何度かは絵本棚から絵本を持ってきて「読みたい」と言ってくる娘。
そんな中に『はらぺこあおむし』も混ざっていました。
「久しぶりだけど今回は読み切れるかなー?」なんて考えながら読むと…
嘘みたいにストーリーに集中!
2歳6ヶ月にしてようやく『はらぺこあおむし』に興味が持てたんです!
しかも、
いーち、にー、さーん…
と、果物の数を数えたり、アイスクリーム等を食べる真似をしたりしてとっても楽しんでいる様子でした。
唐突の状況に驚きでしたが、絵本を楽しんでくれているのが何よりも嬉しかったです!
今も相変わらず穴に指を突っ込んだりしますが、果物の名前や食べ物の名前を教えてくれるほど読み込みましたよ!
最近では、曜日にも興味が湧いているらしく、「今日は月曜日だからリンゴの日!」ということもあります。
(正解率はだいぶ低いですが…。笑)
『はらぺこあおむし』に興味を持ったきっかけは?
それにしても、どうして娘は急に『はらぺこあおむし』に興味を持ったのでしょうか?
私なりにその理由を考えてみたのですが、
-
- 食べ物の幅が広がったから
- 物を数える楽しさを知ったから
- 長いストーリーを理解する集中力がついたから
というのが、特に大きな理由だと思います。
食べ物の幅が広がったから
果物については食べたことがあるものが多かったので、2歳になった頃でも知っているものは多かったんです。
(すももは食べさせたことないですが…)
でも、あおむしが土曜日に食べたものは、どうでしょう?
チョコレートケーキ・アイスクリーム・ピクルス・チーズ・サラミ・ぺろぺろキャンディー・さくらんぼパイ・ソーセージ・カップケーキ・スイカ…。
多分娘が2歳になった時点では、食べたことがあるものはチーズ・カップケーキ・スイカくらいしか食べたことがなかったんです。
きっとこのページは色々な食べ物が出てきて「美味しそう!」「これが好き!」とできるところなんだと思います。
でも娘はそもそも食べたことがないものが多く、味の想像までいたらなかったのかもしれません。
実際に最近読んだ時には、「これハンバーガーに入ってたね。」「○○もチョコレート大好き!」と、自分が食べたことがあるものに強い関心を示してました。
そう考えると、自分が経験したものや食べたことがあるものを思い出して楽しめるようになったのは大きな理由だったのだと思います。
物を数える楽しさを知ったから
ここ最近の娘は、ワークをよくやるようになり数字や物を数える事が多くなりました。
まだ10までしか数えないものの、身近にある色々なものを数える光景をよく見るようになっていたんです。
そんな中で久しぶりの『はらぺこあおむし』。
この絵本では、作中に日を追う毎に一つずつ果物が増えていくようになっています。
「リンゴはひとつ。」「いちごは、いーち、にーい、さーん、よーん。」と指をさしながら数えていけるので、数初心者の娘が楽しめるようになったのでしょう。
それ以外にも、食べ物は全部でいくつ食べたのかを数えて「こんなにいっぱい食べたのー!?」と驚いたりと、数の概念があるからこそ楽しめる部分ができたのも、絵本にハマったきっかけだと思いました。
長いストーリーを理解する集中力がついたから
もうこれはきっかけというより、絵本への集中力の話なのですが…。
図書館でストーリーの短いものからある程度長いものまで、たくさんの絵本を読んできたのも理由の一つだと思います。
家にある絵本はやはり偏りもありますし、試し読みして読み聞かせしやすいものを購入しがちでした。
それは自然に娘の読書幅を決めていた行動だったのかもしれません。
それに比べて、図書館で借りる絵本は多少長くても家で何度か読んであげる事ができるので、少し集中が逸れても時間や日を改めて読みなおせます。
そういったことを繰り返しているうちにストーリーへの理解や長いストーリーでも集中して聞く力がついたのだと思いました。
もちろん図書館で読んだ中でも、気に入っていたものは書店で探す事にもつながるので、本当に図書館には毎回お世話になってます。笑
他にも成長によって感じ方が変わった等…いろいろなきっかけがあったかもしれません。
とはいえ、うちの娘のハマる前後で大きな変化は以上の3つだったなーと思いました。
『はらぺこあおむし』に興味を持つには?
ここまでこのページを読んでみて、
うちも成長とともに興味を持つかな?どうやってきっかけを作ればいいんだろう?
と思う人もいるかもしれません。
正直なところ、成長が解決するところが大きいと思います。
対象年齢は4歳からなので、その前後で興味がなくても当然なのでしょう。
とはいえ、興味を持ちやすそうなきっかけは作れるのではないかと思います。
我が家では食べ物の経験・物を数えるというのをきっかけに、ストーリーへの集中力がブーストしてハマれるようになりました。
その他ではアオムシを実際に見せてみる・図鑑などで見てみる等もいいかもしれませんね。
期間限定ではありますが、実際に見ると自分の見たもの・経験したものが主人公になるので楽しめるのではないでしょうか。
期間がずれたようであれば、図鑑や動画で見せるのも興味が湧きやすいかもしれませんね。
娘も2歳の段階でちょうちょのページだけ遊べたのは、公園でちょうちょを見る機会が多かったのが理由だと思います。
食べ物は家庭によるので、「まだあげたくない」「アレルギーがある」等あるかもしれませんが、経験は無駄にもならないのでいいかもしれませんよ!
(今回のきっかけ案は虫嫌いな人は本当に勇気がいると思いますが…)
終わりに
今回は、世界中で愛され続けている絵本『はらぺこあおむし』について紹介しました!
「小さい頃から好き!」、我が家のように「少し成長してから好きになった!」「もっともっと成長してから好きになった!」等タイミングは様々ですが、それだけ長く楽しめる絵本なのは間違いありません。
また、数や曜日、仕掛け要素も楽しめるのも嬉しいポイントですよ!
ぜひお子さんと一緒に楽しんでみてくださいね!
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