【わにわにのおでかけ】のあらすじや対象年齢を紹介!実際に子供に読み聞かせた反応と感想は…【絵本】

こんにちは!絵本大好き2歳7ヶ月の娘の母、hanaです!
去年は当然ですが夏祭りには行けず…絵本で夏の楽しさを伝えています。
絵本はいつどんな季節やシチュエーションにも連れて行ってくれますね!
さて、今回はそんな夏のイベントであるお祭りをテーマにした絵本、『わにわにのおでかけ』を紹介します。
この絵本は、見た目はちょっと怖いけど愛嬌のあるわにわにが、ある夜の夏祭りに出かけるお話です!
『わにわにのおでかけ』は何歳から読める?あらすじが知りたい!子供の反応が気になる!
という人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
わにわにのおでかけ 作品情報
タイトル:わにわにのおでかけ
文:小風 さち
絵:山口 マオ
初版:2007年9月20日
出版:福音館書店
この絵本はシリーズ化されていて、他にも『わにわにのおふろ』や『わにわにのごちそう』等、2021年4月現在で5冊出ています。
わにわにのおでかけ あらすじ
ある暑い夏の夜、眠りにつけないわにわにが戸を開けるとたくさんの人が歩いていました。
興味が出たわにわには、その波についていくことにします。
ずりづづづ…ずりづづづ…
人々に続きながら橋を渡ると、たくさんの屋台が並んでいるではありませんか。
屋台を一つ一つ覗いたりヨーヨーを買うわにわに。
祭りの最後には大きな花火が上がりました。
花火が終わるとまた橋を渡り、家に帰っていきます。
日本ならではの縁日のわくわくや、夏の風物詩である花火を色鮮やかに描いている温かい絵本です。
わにわにのおでかけ の対象年齢は2歳から!
『わにわにのおでかけ』の対象年齢は、2歳~4歳と絵本に記載がありました。
シリーズを通して、擬音等が楽しくユニークな表現が多い作品です。
文も長くないので、2歳前でも楽しく読み聞かせができますよ!
子供に読み聞かせた反応と親目線の感想
『わにわにのおふろ』から、わにわにシリーズの魅力にすっかりハマっている娘。
この絵本も大ヒットでした!
まだ感じたことのない夏祭りや、夜の屋台の雰囲気…どれも興味深かったのか、絵本をじっくりと見つめていました。
内容も「ぎーちょぎーちょ」や「むんむんむん」という表現が、記憶に残りやすかったようで真似するほどでした。
また、この絵本を読み聞かせで一番すごかったのは、娘の「これはなに?」の嵐。笑
中でも一番不思議そうな顔をしていたのは、背表紙の蚊取り線香でした。
我が家では煙の出るタイプを焚いていなかったので、ぐるぐるしたタイプの蚊取り線香を知らなかったんです。
なかなか小さい子供がいると使えないけど、日本の風物詩ともいえるものなので、今年は実物を用意せねばと決意しました…。笑
ちなみに、我が家はインドアなのもあって夜に出歩くことを滅多にしないからか、
わにわに、夜なのにお外行っちゃったの?
と、言っていました。笑
そして、その問いに「お祭りの時は特別なんだよー」という、なんとも苦しい返しをしてしまった私でした…。
とはいえ、わにわにシリーズ独特の懐かしさや雰囲気は、小さな娘には逆に新鮮だったようです!
読み終わっても、何度も繰り返し読みたいと言われました。
私自身読んでみて、『わにわにのおでかけ』は、わにわにシリーズの中で一番雰囲気が合っている絵本だと思います。
わにわには、シリーズを通して版画で描かれているのですが、それがいい味出しているんです。
昭和感あふれるイラストと文字のタッチ×夏祭りは最強でした…!
特に花火の描写がとても美しいんです。
あの色合いや雰囲気は、版画だからこそ生み出せるんでしょうね!
わにわにのおでかけ で、夏祭りへ出発しよう!
今回は『わにわにのおでかけ』を紹介しました!
懐かしい雰囲気でリアルに描かれている夏祭りに、お子さんも興味を持てるかなと思います。
ぜひ『わにわにのおでかけ』を通して、夏祭りを楽しんでみてくださいね!
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