【ぴょんぴょんぱんのかばんです】対象年齢は?あらすじや2歳半の子供の反応・感想も紹介!【絵本】

『ぴょんぴょんぱんのかばんです』っていう絵本、気になるんだけど…。
絵本のあらすじや実際に読んでみてどうなの?うちの子も読めるかしら?
今回はそんな人へ、『ぴょんぴょんぱんのかばんです』についてご紹介します!
こんにちは、hanaです!
今回はほんわりと可愛らしい動物がたくさん登場する絵本、『ぴょんぴょんぱんのかばんです』を読んでみました。
2歳半の子供と読みましたが、心がぽかぽかと温まる優しいお話の絵本です。
『ぴょんぴょんぱんのかばんです』のあらすじや対象年齢、子供に読んだ感想も紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね!
ぴょんぴょんぱんのかばんです 作品情報とあらすじ
作品情報
タイトル:ぴょんぴょんぱんのかばんです
文:香山 美子
絵:柿本 幸造
初版:1982年6月25日
出版:新日本出版社
この絵本は、日本子どもの本研究会選定図書や全国学校図書館協議会選定図書に選ばれています。
また、香山さん・柿本さんは、この絵本の他に『どうぞのいす』や『ごろりんごろんころろろろ』等も出版されています。
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価格:1,100円 |
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価格:1,100円 |
あらすじ
ある日、うさぎさんはふわふわの尻尾を付けた鞄を作りました。
その鞄を肩から下げてお散歩していると、どんどん楽しくなってきて飛び跳ねてみたくなります。
ぴょんぴょんぱん ぴょんぴょんぱん、と鞄も跳ねてますます楽しい気分。
飛び跳ねながら進んでいると、いつの間にか花の野原に着きました。
うさぎさんはそこで出会ったキツネさんに、「ぼくもほしいな ぴょんぴょんぱん。」と言われます。
うさぎさんは嬉しくなって、キツネさんに鞄をあげました。
翌日は子ヤギたちに、その次の日は子ブタたちに作ってあげるうさぎさん。
そんなある時、ゾウさんから「僕も鞄が欲しい」と言われます。
もう鞄を作る布を持っていなくて、困ったうさぎさんでしたが…
対象年齢は何歳から?
公式サイトを確認したところ、対象年齢は幼児~小学校低学年向きと書かれていました。
読んでみたところ話が結構長めなので、個人的には2歳前後から楽しめるかと思います。
また、お話を深く理解していくのであれば、3歳頃から徐々に理解できるのかなと感じました。
いずれにしても小学校低学年まで読めるので、かなり長く楽しめるのではないでしょうか。
2歳半の子供と読んでみた反応は?
この絵本を読む前に『どうぞのいす』を読んでいたのですが、同じシリーズということで大喜びでした。
早速絵本を開いて読み進めてみると…
ヤギさんは、『どうぞのいす』にいなかったね。
違う動物さんが出てきては、『どうぞのいす』にいた・いないを教えてくれました。
また、みんな同じ鞄を持ってるシーンでは
これもこれもこれも…みーんなお揃いだね!
と、お揃いブームの娘はときめいていました。
最終的には同じ鞄が欲しいと言い出すようになり、ほとほと困る母でしたが…。
(家庭科の成績はあまりいい方じゃなかったので、腕に自信がありません。笑)
何はともあれ、『ぴょんぴょんぱんのかばんです』もイラストの虜になっていたようでよかったです!
お話の内容については、最後のページの大きな鞄を見て何しているのか不思議そうにしていました。
この様子をみると、その後の展開を考えるのはまだもう少し先かなーと思います。
ただ、「ぴょんぴょんぱん」という弾んだ音がとても楽しかったようで、自分もジャンプしながら「ぴょんぴょんぱん!ぴょんぴょんぱん!」と遊んでいました。
ぴょんぴょんぱんのかばんです 母目線の感想(※ネタバレあり)
鞄がほしいと言った動物たち全員に、鞄を作ってあげるうさぎさんの気前の良さときたら!
『どうぞのいす』でも思いましたが、うさぎさんはみんなに喜んでもらうのが大好きな優しい子なんですよね。
こういう優しい気持ちは人と触れ合って少しずつ育っていくものなので、絵本で少しでも伝えられるのは嬉しかったです。
また、ゾウさんの鞄を作るための布がなくて困っているうさぎさんに、みんなが色々な布を持ってくるのも、人を思いやる気持ちや困っている人を助ける気持ちを感じて心が温まりました。
でも、ゾウさんの展開にはちょっと驚き!でした。
まさかうさぎさんと同じぴょんぴょんぱんが欲しかっただなんて!
でもこれって子供のあるあるですよね。
私も小さい頃お友達の鞄についていたアップリケ、欲しがってたなー…。
誰かと一緒のものが欲しい、なんて可愛らしい理由だなーと思いました。
『ぴょんぴょんぱんのかばんです』では、最後はゾウさんのために作った大きな鞄はどうしたのか、という問いで終わります。
他のシリーズではあまりなかった展開だったので、意外でした。
でも自分だったらどう考えたかなーと大人も一緒に楽しめますし、子供の成長によって考える事が違って面白いかもしれないですね。
私も色々想像してみて、娘とこうかなーああかなーと話すのが楽しかったです。
娘が自分の想像を話すところまではいきませんでしたが、色々考えてみるきっかけになったかなーと思いました。
ぜひ読んでみて!ぴょんぴょんぱんのかばんです
以上、『ぴょんぴょんぱんのかばんです』でした!
可愛らしくほんわりとした世界で心温まるストーリの絵本です。
小さなお子さんから長く読める絵本なので、ぜひ読んでみてくださいね!
『どうぞのいす』『ごろりんごろんころろろろ』の記事はこちら↓